【2019年】ITパスポート合格に必要な勉強時間とおすすめ独学方法&テキスト

情報処理系国家資格のスタート地点とも言える「ITパスポート」に合格するための独学方法について解説していきます。

オンラインスクールや専門学校に頼らない方法ですので、独学で受かりたいという方には向いている内容だと思いますよ。

ちなみに、 ITパスポートについてあまりよく知らないという方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

ITパスポートとは?取得するメリットや合格のコツを解説!

ITパスポートに合格するまでの流れ

まず、ITパスポートに独学で合格する流れを簡単に紹介しますと、以下のような流れとなります。

  1. 独学用の参考テキストを用意する
  2. テキストを使って勉強・過去問で模擬試験に挑戦してみる
  3. ITパスポート試験本番に挑む
  4. 不合格なら②に戻る

基本的な流れはこのような形です。
ですが、ITパスポートの勉強にあてる時間によって、合格するまでにかかる期間は異なってくるはずです。

ゆっくり勉強するなら3~6ヶ月

ゆっくりマイペースにITパスポートの勉強をするのであれば3ヶ月~6ヶ月での合格を目安にすると良いでしょう。

ITパスポート試験は、一つ一つの問題こそ簡単ではあるものの試験範囲が広いため、合格ライン到達できるまで少々大変です。

ただし、これまでIT関係のことを調べていたり実務経験がある方は、もっと早い段階で合格ライン到達できる可能性はあります。

ですが、ここではあくまで1から独学で勉強する人を対象に解説していますので、1から勉強する場合は3~6ヶ月を目安にしてくださいね。

本気で勉強するなら1~2ヶ月で合格可能

ゆっくり勉強するなら3ヶ月~6ヶ月かかりますが本気で勉強するなら1ヶ月~2ヶ月で合格可能です。

覚える範囲こそ広いものの一つ一つの問題が簡単なことを利用して、短期間で知識を詰め込んで試験に挑むというのも一つの手です。

勉強し始めて1~2週間くらいで試験に挑戦するのもアリ

ITパスポートはCBT形式(コンピューターで受験・自動採点される形式)で行われる試験であり、頻繁に試験が開催されています。

そのため、地域によっては試験開始日の10日前に申し込むことができ、「まずは本番に挑戦して様子を見る」ということもできます。

この方法をとることで、本試験の難易度を実体験を通して感じることができるので、どれだけ勉強すればいいのか目安を立てやすくなり、自信がつきやすくなります。

ですので、ITパスポートについてどこまで勉強したいのかわからないと不安に思っている方は、まずは不合格になることを前提に受験してみるのも大いにアリです。

ITパスポートの独学に使えるテキストの選び方

ITパスポートは全て選択問題であり、知識があればあるほど完全な筆記問題よりも簡単に合格できます。

なぜかというと、選択問題だと以下の解答方法が使えます。

  • 用語の一部だけでも覚えて正式名称を見て思い出す
  • 回答の選択肢から明らかに違う選択肢を排除する(消去法)
  • 完全に運に任せる

つまり、ちょっとでもわかることがあれば明らかに違う選択肢を除外して回答が選ぶことができるので多少は正答率が上がります。

また、選択肢全ての言葉の意味が全くわからなくても、選択さえしておけば運次第で正解になることもあります。

ITパスポート試験の選択問題の選択肢は4つから6つであることが多いので、完全にわからない問題でも16%~25%の確率で正解するということになります。

ですので、実力では500点(1000点満点)しか取れなかったとしても、運次第で600点(合格ライン)に到達できる可能性があるのです。

そのような考えを持った上で、ITパスポートの独学で使えるテキストを選ぶべきです。

出題範囲が広く浅いというところを利用する

出題範囲が広く浅い試験だと、「過去問と似たような問題ばかりが出題される」という特徴があります。

このことを利用すると過去問付きの参考をテキストを購入すべきということであり、極論をいうとひたすら過去問を解いているだけで、ITパスポートの合格ラインに到達できるということもあります。

ですので、このあと紹介するITパスポート対策用テキストも全て過去問付きの書籍となっています。

おすすめのITパスポート対策テキスト

それではここからはITパスポートの独学に使える参考テキストを紹介していきます。

情報処理教科書出るとこだけ!ITパスポート2019年版

1から独学するならこの一冊で十分というぐらいにまとめられた参考テキストです。

2019年最新の試験に対応している参考書であり、Kindle版も出版されています。
ITパスポートに合格するためだけに特化したテキストということもあり、出題頻度の高い過去問も厳選して掲載されています。

ただし、過去問題集が豊富に掲載されているわけではないため、使い方としてはこの参考書で勉強してそのあとに過去問題集で対策するという形がベターかと思います。

ITパスポート試験の過去問に特化した参考書

内容が全てITパスポートの過去問題になっていて、各問題の解説も用意されています。ですので、先ほど紹介した「出るとこだけ!ITパスポート」との相性は抜群です。

参考テキストと過去問が一緒になった対策本

できるだけ費用を抑えて独学したいのであれば、対策テキストと過去問題が一緒になった参考書がおすすめです。

特にこの書籍は対策テキストがついているにもかかわらず過去問第1800問を収録されているため、一番コストパフォーマンスが優れている対策本です。

情報処理系国家試験ならまずはITパスポート

ITパスポートは広く浅く簡単な問題が多いと言っても正式に認められた国家資格です。

そのため一つでも国家資格が欲しいという形であれば、まずはITパスポートを取得することをおすすめします。

ITパスポートの一つ上のランクは基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験ですが、この二つはITパスポートと比べると格段に難しいです。

ですので、まずはITパスポートの合格を目指して合格したのちに、これらの上位資格の取得を目指すといいでしょう。

 

 

マコト

ITパスポートは独学でも十分に合格可能な国家資格です。情報検定(J検)などの民間資格と比べても信頼度の高さは随一ですので、IT業界を目指すなら積極的に取得しておきましょう!それが済んだら次は基本情報技術者試験です!

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