【社労士監修】私たちの年金って大丈夫?老後の資産運用方法

 

将来の老後の生活について、年金だけで生活できるのか、不安などあると思います。そこで、老齢年金の概要を紹介して、その後に今からできる資産運用も紹介していきたいと思います。将来の参考にしていただければ幸いです。

老齢年金の概要

まず、老齢年金の概要を紹介していきます。年金不安も囁かれていますが、老齢年金の仕組みを理解していくことから始め、老後の生活設計を立てれるよう考えていきましょう。

老齢基礎年金

老齢基礎年金は、20歳から60歳まで40年間国民年金保険料を納付された方は、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。保険料を全額免除された方は2分の1(平成21年3月までは3分の1)の額となります。保険料未納期間は計算の対象期間になりません。

平成30年4月からの額 779300円(満額)ここから自分の納付済月÷480で年金額を計算します。

支給要件:老齢基礎年金は、保険料納付期間と保険料免除期間を足して10年以上納付期間があれば65歳から老齢基礎年金を支給されます。なお、期間が10年に満たない場合でも、保険料納付期間と保険料免除期間と合算対象期間を足して10年以上あれば、老齢基礎年金が支給されます。

支給開始年齢:原則65歳。ただし、60歳からでも減額された繰り上げ支給の老齢基礎年金や66歳から70歳までの希望する年齢から、増額された繰り下げ支給の老齢基礎年金を請求できます。

老齢厚生年金

老齢厚生年金は、会社で厚生年金に加入していて厚生年金保険料を納付した人が支給されます。

支給要件:老齢基礎年金の支給要件を満たしている方。厚生年金保険の被保険者期間が1か月以上あること。

支給開始年齢:原則65歳ですが、昭和16年4月2日以降に生まれた方は、60歳から65歳までの移行期間があり生年月日に応じて支給開始年齢が引き上げられます。詳しくは日本年金機構のページをご覧ください。

支給額:定額部分+報酬比例部分+加給年金額 詳しくは日本年金機構のページをご覧ください。

ここがポイント

老齢基礎年金は、保険料納付期間と保険料免除期間を足して10年以上あれが老齢基礎年金が支給されます。

老齢厚生年金は、保険料納付期間が1か月以上あれば加入期間に応じて老齢厚生年金が支給されます。

今自分が何か月加入しているかは、誕生月に送られてくる年金定期便を見て確認してください。

老後の生活設計

老後の生活設計は、年金だけで大丈夫なんて思っていたら大変なことになります。また、その時に考えると思ってもうまくいかないのが現実です。会社の退職金で何とかなると思っていても、会社がどうなるかわからない時代なのであてにするのも心細いものです。退職金は会社の規模にもよりますが、1000万円~3000万円の額になると言われています。しかし、もっと少ない会社の人も多くいると思います。ですので、後で紹介する資産運用も考えていかなければならない時代だと言えます。

今の生活で支出を抑える意味でも、大きな額を支出していると言われる生命保険なども見直しをした方が良いかもしれません。老後の生活を夫婦2人で月20、30万円必要なら、年金額がいくらで、医療保険の入院日額も1万円なのか5千円なのか、生命保険も85歳まで生きるとして25年×年300万円=7500万円。その内、年金額を除いた額を計算していくらで契約すればよいのか等を考えて保険の見直しも考えていかなければならないのではないでしょうか。

また、生命保険会社によっては、老後の備えとしての性質を持つ保険もあります。それらの保険と年金の兼ね合いをしっかりと考えて行動していくことをお勧めします。

今からできる資産運用

ここでは、今からできる資産運用をそれぞれ紹介していきます。年齢や家族構成などそれぞれ変わってきますが、収入と支出の関係をよく把握して、無理のない運用を心がけるようにしましょう。

不動産投資

不動産投資は、購入金額に対してどれぐらいの利回りがあるかが一つの重要な指標になってきます。不動産投資の対象は、マンションやアパート、一戸建てやワンルームマンション、駐車場などです。最近では、不動産を運用の対象にしたREITも不動産投資の一つになっています。バブル時代のように一気にたくさん稼ぐ時代ではなく、お小遣いを稼ぐような感じで不動産投資を行っている人もいるようです。

株式

株式は、株を購入し、株価が上がっている時に株を売れば利益が得られます。上場企業の中から、好きな会社の株を購入し、好きな時に株の売買をするシステムです。株の価格や一回での株の購入株数単位も会社によって違ってきます。日本では、株主優待制度もありますから、財力があればこの制度だけでもかなりの利益になってくるようです。株式は、常に会社の株の状況をチェックしなければなりません。しかし、日本の動向や経済などに強くなるでしょう。

FX

FXとは、日本円と米ドルなどの2通貨間の売買などを現金以外の方法で行う差金取引です。レバレッジで投資効果をより倍増させることができます。外貨が対象になっているので24時間どこかで売買がされています。また、為替レートのチェックをこまめにしないといけません。しっかりチェックしないと、利益を得る機会を逃すことになります。

投資信託

投資信託は、投資額が大きければ大きいほど大きな利益が得られます。多くの投資家から資金を集め運用することで利益を得て、得られた利益を投資家に分配する形が投資信託です。自分の代わりにプロの投資家に任せるのも初心者にとっては有効になってきます。ただ、詳しい知識を覚えないと投資家からの話も理解できない状態になってきますので、投資の知識習得は大事になってきます。まずは、少額から始め知識を増やしながら、少しづつ額を増やしていくのも良いかもしれません。

先物取引

将来の物を取引するのか先物取引です。仕組みは、売り主の将来の商品の価格低下に対するリスクと、投資家の商品価格の上昇期待により成り立っています。先物取引の商品は、大豆や米などの農産物や金、天然ゴムなどの工業用品です。天候や資源の枯渇により、商品が多くできたり少なくなったりが毎年のように起こります。それを予測して投資し、的中すれば利益がでます。

金投資

通貨は通貨を使用している国の財政状況により価値が低下することがありますが、金は希少な価値として、世界各国で認識され、大きな価格低下もないので金をインフレ対策の投資として行っています。金は現物がありますし、希少価値ですし、経済の影響を受けにくいです。その為、金への投資も流行っています。

外貨預金

外貨預金は、日本円預金する代わりに、米ドルなどの外貨で預金する方法です。日本の預金の金利は超低水準ですので、外貨を預金した方が利回りが良いという理屈です。ただし、手数料が高めなので注意が必要です。

債権

債権は、あなたがお金を貸し、利子付きで全額返してもらえる制度です。この、利子分が投資目的で得られる利益になります。国が発行する債券を国債、地方自治体が発行する債券が地方債、会社が発行する債券が社債です。比較的リスクが低く、預金よりも利回りが良くなっているのが特徴です。ただ、償還期間まで待つ必要があります。

老後の資産運用を見てきましたが、投資のメリットは以下の通りです。

  • 長期間の運用が可能です。
  • 少額からでも目標額に近づく。
  • 早い段階からすることで、不慮の資金が必要な時安心できる。

また、投資での気を付けるべきことは以下の通りです。

  • 収入に見合った少額からの投資。
  • 給与からの天引きなど定期的な貯蓄をする。
  • 目標額をしっかり立てる。

これらのことをしっかり学んで、老後の為の資産運用も考えてみてはいかかでしょうか。

まとめ

老齢年金の概要から老後の資産運用を見てきましたが、まずは自分の生活設計をしっかり考えて、年金定期便等で将来の年金額を確認するところから始めてください。そして、月々の余裕資金で自分にあった資産運用を考えていくことが大切になってきます。日本人の平均寿命は、83.98歳(2016年)です。自分は何歳まで生きるかとかの問題にもなってきますが、60歳から30年どのように生活するか吟味してください。

 

エティ

自分の生活を知ることが大切です。運用も計画を立てて始めてね。

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