シェアリングエコノミーとは?エアビー、ウーバー、総務省も注目の新サービスをおさらい

シェアリングエコノミーという新しいサービスをご存知でしょうか。アメリカのシリコンバレーから生まれた「シェアリングエコノミー」は、この時代に適した新サービスなのではないでしょか。ここ数年で急激に広まっている背景にはインターネット・スマートフォン、タブレット端末の普及で、気軽にいつでもどこでもサービスを利用出来るようになりました。

そこで今回は、シェアリングエコノミーとはどういうものなのか、詳しくご紹介致します。

シェアリングエコノミーとはわかりやすくいうと

「シェアリングエコノミー」とは、使ってないモノや、自分だけで物を所有するのではなく、インターネットを通じて情報をシェア(共有)し、個人同士で貸し借りや売買が行える新しいエコミー(経済サービスになります。

シェアリングエコノミーの時代をスムーズにできる秘訣は「信頼関係」ではないでしょうか。

シェアリングサービスの日本における市場規模は?

海外でシェアリングエコノミーは、利用が進み市場規模は急成長していますが、日本でも様々な分野での新しいサービスが始まり、これから急成長することでしょう。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えた日本は今後さらに規模は拡大していくでしょう。

シェアリングサービスのメリットとデメリットは?

シェアリングエコノミーのメリットとしては、いままで使用されていなかった価値のある場所や土地を活用することによって、貸主は個人資産により収入を得ることができ、また借主はモノを所有することなく利用活用することが出来るのです。

デメリットとして多く挙げられるのは、個人の取引となるため「バックグラウンド」が見えないために、安全・安心面の取り組みはまだ課題点として残っています。

免許証などの身分証明書の登録だけではなく、SNSを使用したFacebook やTwitterの本人確認も注目されています。

また、人気のAirbnb(エアービーアンドビー)は、一般の住宅になるためにホテルなどと違い、どの程度どれだけの安全面が確保されているのかもわからない状態です。

さらには、急速に広がる中でタクシーや宿泊施設は法律によって許可や登録ができていなく、一方では無許可で営業が広がっているため、安全に利用出来るように一刻も早く動かなければならないのです。

シェアリングエコノミーサービスとは?

代表的なシェアリングエコノミーサービスはAIRBnB(エアービーアンドビー)と、Uber(ウーバー)が日本でも浸透してきています。先日、イギリスでUberを利用しましたが、スマートフォン上に最短ルートも表示され、郊外でしたがドライバーの向かっている位置情報などを得ることができ安心しました。またイギリスにおけるチップの心配もなく快適にUberを利用出来ました。

それでは、この2つはどのようなシェアリングサービスなのか、ご紹介します。

シェアリングエコノミーとAirBnB

世界中で人気のAirBnB(エアービーアンドビー)は、「空いている家やスペース」貸したい(ホスト)と、借りたい人(ゲスト)とのマッチングサイトのサービスをインターネットを通じて行うとが簡単にできるシェアリングエコノミーサービスの一つです。

AIRBnBは、旅行の際に世界中の人の家にコスパもよく泊まることができ、さらにキッチンがあり自炊生活もすることも出来るのです。部屋のホストとの交流もでき、楽しい海外旅行になることが出来ますよね。

シェアリングエコノミーとUber

2009年アメリカで先駆けとなって自動車配車サービスを、Uber(ウーバー)と言います。

Uberは専用のアプリをダウンロードして、クレジットカードなどの情報を登録しておけば、すぐに活用できるサービスになります。

スマートフォン上から、乗りたい車種と、乗り降りしたい場所を選ぶと(GoogleMapで表示されます)料金の見積もりが表示されスマートフォンに登録してあるクレジットカードで決済がムーズにできるシステムです。

スマートフォンから、ドライバーの到着時間や、ドライバーの評価がみれて選ぶことができるのはメリットですよね。最近では、Uberのカスタマーサポートが素晴らしいと評価されています。ドライバーになるには厳しい審査をクリアし、万が一ドライバーが不正をした場合には、Uberにクレームと返金を請求することが出来ます。

さらに、厳しい評価のシステムでドライバーの安心・安全面が保たれているために、利用する際には安心することが出来ます。

シェアリングサービスエコノミーの事例

シェアリングエコノミーサービスは、5つの分野に分類されています。「スペース」「移動手段」「モノ」「お金」「スペース」をインターネットを通じて情報をシェア(共有)し、必要な人が必要な時にモノやサービスを活用できる新しいシェアリングエコノミーサービスとなります。

今後の日本ではどのようなシェアリングエコノミーサービスが始まるのか、期待と注目を集めています。

スペースを活用したシェアリングエコノミー

スペースのシェアリングエコノミーサービスとは、「空いた駐車スペース」や「空き部屋」「空き家」などの使用していないスペースを貸し借りすることがインターネットを通じて出来るサービスです。一番人気は、空き部屋を旅行者に貸す民泊の「AIRBnB」です。

スペースマーケット

有効活用されていない場所やスペースを借りて、会社の会議に活用したり、オフィスをシェアしたりレンタルができるのです。

イギリスやヨーロッパでは、「レンタルオフィス」を格安で利用している人がとても多いです。オフィスを立ち上げるランニングコストが抑えられ、立地もいい場所にオフィスを構えることが出来るのが人気の秘訣です。

移動手段を活用したシェアリングエコノミー

シェアリングエコノミーの代表ともいえる、「Uber」の普及が高くなり、これからもっと大きな市場規模になる移動手段・乗り物のシェアリングエコノミーです。東京オリンピックに向けシェアサイクルは人気が出るでしょう。

シェアサイクル・COGICOGIコギコギ

複数の場所に貸し出しポート(貸出駐輪場)があり、その場所から自転車を借り、好きな場所(サイクルポート)で返却するシステムになります。スマートフォンのアプリから貸出・返却が簡単に出来るのです。

私の住むイギリスでも、観光客の方がレンタルサイクルを利用しているのをよく見かけます。だいたいは、観光スポットや駅周辺、公園の付近にポートがあり、観光客の方は移動手段にとても便利で、コスパも良く満足度が高いと評判になっています。

モノを活用したシェアリングエコノミー

日本でフリーマーケットアプリ「メルカリ」は大人気です。着なくなった服にサイズアウトした子どもの衣料品やハンドメイドのものなどを、ユーザーがスマートフォンのアプリを通じて出品し、欲しいと思ったユーザーが購入することが出来るモノのシェアリングエコノミーサービスです。

イギリスでは、「eaby(イーベ)」のオークション・フリーマーケットは根強い人気になっています。私も実際にオークションに出品しています。スマートフォンからアプリをダウンロードして売りたいモノの価格設定をすると、欲しいユーザーから連絡がきてネット上で決済をしてくれます。イギリスではクレジットカードではなく、ペイパル決済になっています。

売買が終わった後には「評価」を入れますので、ユーザー同士レビューはとても大事な事になります。レビューが良いと次にもつながりやすくなります。

お金を活用したシェアリングエコノミー

「クラウドファンディング」というサービスが注目を浴びています。概要としましては、「このようなサービスを売りたい」というアイディアをインターネットを通じて発信し、そのサービスに共感した人々から広くお金を集めることが出来る方法となります。クラウドファンディングのアディアは色々な分野にわたりたくさんあります。

キャンプファイヤー

誰でも簡単にオールジャンルのアイディア・プロジェクトが始められます。インターネットを通じてクリエーターや企画者が(クラウド)資金(ファンディング)集めるができるようにプレゼテーションをしたりアイディアを共有するのです。

ここがポイント

音楽・映画・漫画・本などをプロダクションしたい資金調達をインターネットを通じて出来ることです。

スキルを活用したシェアリングエコノミー

自分の特技を生かして「スキル・技術」をシェアするサービスが注目を浴びています。仕事上のスキル以外にも、趣味で得意な分野のシェアが出来ます。

代表的なものとして「クラウドワークス」もスキルを活用したシェアリングサービスとなります。デザイナー・ライター・エンジニアなどのスキルを持つ人と、スキルを欲しい企業がマッチングするサービスになります。

ベビーシッターやペットシッターなどもスキルを活用したシェアリングサービスです。イギリスでは、旅行に出かける際などに「ペットシッター」のお家に預ける人がとても多いです。ペットホテルよりも、格安でいいサービスが受けられのです。シッターの方が、犬の様子をメールで情報をくれるため安心感が得られます。さらにドックシッターのペットと同様な扱いをしてくれるのも魅力の一つになります。

 

 

マコト

今後の日本の動きが楽しみですね。これからも新しいサービスが出てくるために、信頼関係が上手くでき安心してサービスを受けられることを願います。

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