ソサエティ5.0時代において宅建資格はおすすめ?働き方と必要性

これからの時代、宅建の資格を取得することは有益なのでしょうか?近頃は難関といわれている宅建試験に臨むからには多くのメリットが欲しいところです。日本政府が掲げているという「ソサエティ5.0」と宅建資格とはどう絡んでくるのでしょうか?

◆ソサエティ5.0時代とは

 

ソサエティ5.0時代とは人間に代わってAIが全世界の様々なデータ収集・解析を一手に引き受けるようになる近未来。情報処理や科学技術がぐんぐん発展していくのに対して、未だ人間・社会はそれらと密接な関係が築けていないのが現状です。

ソサエティ5.0とはそのような現状を打開しようと日本の内閣府が提唱する概念です。コンピュータネットワークと人々を良い意味で融合させ、より人間に優しい社会を築こうという試みがなされています。つまり科学技術だけが独り歩きしないで、個々の人間に寄り添ってより良い社会を作っていくことを目指しているのです。

◆不動産取引は人と人とのつながりから

不動産取引は人と人とのつながりから

不動産取引に必要なのは不動産に関する情報や取引に必要なテクニックだけではありません。お客様とのより良い関係が大切なのです。

不動産の所有権は「人」にある

不動産の取引が行われるのには、その不動産を提供する人と必要とする人が居なければなりません。その仲介をするのが宅建士なのです。いわば人と人をつなぐ大事な役割を担っています。そして最も重要なのは不動産を所有しているいわゆる「売主」との信頼関係です。大切な不動産を預けられる相手であるかどうか、売主であるお客様は信頼できる宅建士を探しています。

不動産取引は対人スキルが必要

不動産購入をお考えのお客様は、取引に際して単に不動産情報を得たいだけではありません。お客様の意図に関わらず、担当した宅建士に対する信頼が生まれるかどうかで取引成功か否かが決まってくるといっても過言ではありません。その物件の良い点ばかりではなく悪条件も提示し、その上でお客様にとって有益であるかどうか進めていくスキルが必要になります。お客様は大概が初めて対峙する方になるので、人として好印象を与えることも大切です。賃貸物件を扱うとなるともっとたくさんのお客様と対峙することになります。

過去に取引があったお客様から

不動産は一度売買が行われたらそこで終わり というわけではありません。引っ越しや居住者の逝去などで土地や建物の所有者は替わっていきます。過去に不動産を購入してくださったお客様から「売却をお願いしたい」と売主の立場に替わってのご連絡をいただけるのは、以前の取引が誠意あるものであったからです。また他の売却希望の方をご紹介くださることも多いのがこの世界です。不動産は人と人の中で回り回っていくものだなということを感じます。

◆不動産売買の仕事は新たな人間関係を構築できる

不動産売買の仕事は新たな人間関係を構築できる

土地や家は生きています。土地はほおっておけば雑草が生い茂り、整地すれば家を建てられます。人の出入りがなく手入れがされない家は朽ちていきます。不動産の状態は永遠ではないのです。そこに新たな仕事が生まれていきます。

建築やリフォームへ

家を建てられる土地を購入されたお客様は次は家の建築をお考えです。中古住宅を購入されたお客様は多少なりともリフォームをお考えになることが多いです。そんなとき、お客様のご要望を伺いながら建築会社やリフォーム会社を紹介させていただくお仕事もあります。普段よりいろいろな建築会社の特色を勉強しておく必要がありますが。そしてお客様と建築会社とをつなぐ仲介役にもなれるのです。

他にも、荒れた土地の整備や不要物の撤去など、土地や家を使いやすくしていくための雑務はいろいろあります。知識と人間関係を日頃から拡げておけば、適切なタイミングでお客様にご提案・ご紹介できます。

<宅建士が関わる他の業種>

  • 司法書士・・・・・・名義書換・相続など
  • 土地家屋調査士・・・土地測量・地目変更
  • 建築会社・・・・・・家の新築
  • リフォーム会社・・・中古住宅のリフォーム・メンテナンス
  • その他いろいろ・・・中古住宅内の不要物処理や不要木の伐採・雑草取りなど

家具やカーテン等の備品

家をご購入されるお客様には、家内部の物品についてのご相談を受けることもあります。遠方から転居されるお客様などは新しい土地での購入場所知識がないことが殆どです。全面的に頼られますので、良いご提案ができるよう準備しておきましょう。

取引後のリノベーション提案

中古住宅をご購入の場合、現況のままで使われることは少ないです。では、リフォームとリノベーション、何が違うのでしょう?リフォームは古くなったところや破損部分の修繕という感じですが、リノベーションは利用目的を更に明確にし、大きく造り替えていくことを意味することが多いようです。

例えばどっしりとした古民家は、太い梁や骨組みなど基礎がしっかりしているので、外観はそのままに内部は最新設備に、また広い続き間をうまく利用して情緒あふれる古民家店舗として再生させるなど、元の家の長所を生かしながらお客様の要望を取り入れて新しく生まれ変わるご提案も宅建士の魅力あるお仕事の一つとなっています。

◆拡がっていく不動産業界の仕事

拡がっていく不動産業界の仕事

今の日本は少子高齢化社会を突き進んでおり、日本全国のあちこちに空き家が増え続けています。ソサエティ5.0は空き家問題も課題としています。

過疎地の空き家対策

テレビ番組でたびたび紹介されたり、地方行政でも「空き家・空き地バンク」が設置されたり等、国をあげて改善に取り組んでいる過疎地の空き家対策ですが、うまく回っていないのが現状です。全国にある空き家の多くが情報として認知されていません。過疎地の活性化は少子高齢化が進む領土の少ない日本にとって重要な課題です。過疎地の空き家や荒れた土地を生きたものにしていくのも、これからの宅建士の魅力あるお仕事の一つとなってきています。

インターネット利用が拡大

最近はウェブサイトを立ち上げている不動産業者はかなり多く、お客様も賃貸や売買物件をインターネット上で探しているのが普通です。お客様がこれは と目星をつけた物件があったら、そこからは宅建士とのやり取りになっていくのですが、そこへ持っていくまでの物件広告・業者案内としてのウェブサイト構築は大変重要です。また物件資料もデジタル化させることが常になってきており、インターネットやコンピューターのスキルは宅建士の必須アイテムといえるでしょう。

インターネットはグローバルな世界です。お客様は日本全国どころか海外にも。情報と人とを密接に結びつけることを目的の一つとしているソサエティ5.0の理念とつながっています。

◆まとめ

まとめ

不動産業界は昔ながらの人と人とのつながりを大切にしながら、今後は情報処理社会の中でも躍進していくべき世界です。宅建士は社会に貢献できる意味ある大きな仕事だと思います。

ここがポイント

【これからの宅建士が目指したいこと】

●地域やお客様、人と人との深い信頼関係を築き上げていく

●インターネットやコンピュータスキルを身に付ける

●常に新しい情報を仕入れようとする意欲

マコト

時代が移り変わっていくと共に宅建士の役割は大きくなってきています。人に社会に幸せを届ける魅力ある仕事です。

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