仮想通貨といえばビットコインを思い浮かべる方も大変多いのではないかと思いますが、仮想通貨の銘柄はそれ以外にも多々存在することはご存知でしょうか?この記事では、そんなビットコイン以外の仮想通貨をご紹介します。
コンテンツ
ビットコインとアルトコイン
ビットコインとは
ビットコインとは、仮想通貨の先駆けともいえる存在であり、仮想通貨イコールビットコインと認識している方も多いかと思います。ビットコインはオープンソースで開発されており、そのため後発のコインに多大な影響を与えました。
アルトコインとは
基本的には、ビットコイン以外の仮想通貨のことを総じてアルトコインと呼びます。すなわち、仮想通貨とはビットコインとそれ以外という風に区分けされているようにも見えますが、ビットコイン以外にも下記のような特徴的なアルトコインが存在します。
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
ライトコインの口コミ
ライトコイン(LTC)が15%高騰 決済アプリ「ライトペイ」リリース好感 https://t.co/s8SzDIsjBA via @Cointelegraph
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) February 14, 2018
https://twitter.com/alchemcoin/status/963708412243529729
https://twitter.com/zoukaeru/status/962723220133564416
イーサリアム
イーサリアムとは
イーサリアムとは、現在ビットコインに次ぐ時価総額ナンバー2の仮想通貨です。海外の取引所で仮想通貨を取引する際は、まず国内で仮想通貨を購入し、取引所に送るといった方法を取りますが、その際にビットコイン以外の選択肢として候補に上がるのがイーサリアムであるといえるでしょう。
イーサリアムの特徴
イーサリアムはビットコインとはまた違ったポリシーで開発及び運営管理されています。ビットコインはブロックチェーンによる管理で、トラストレスな取引や世界の何処にでも短時間でコインを送金できるというお金としての利便性を謳っているのに対し、イーサリアムは誰でもブロックチェーンを使ってソフトやアプリを開発できるプラットフォームを提供するといった立場で仮想通貨を開発しています。
そのため、イーサリアムというのは正確には仮想通貨ではなく、提供されているプラットフォームの名称になります。
イーサリアムの口コミ
ネット上ではイーサリアムについてどのような評価や口コミがあるのでしょうか?Twitterで一部の情報を見てみましょう。
https://twitter.com/GOXGOXGOX2/status/963184706803023872
「既存の580種類のトークンのうち、475種類がイーサリアムブロックチェーン上に存在する。」
これ知りたかったデータ。イーサリアムが圧倒的にプラットフォームとして選ばれてる現状は今後も変わらないだろうね。https://t.co/c5VCDRgdBs pic.twitter.com/4NRMCEqwNY
— オマイリスト マーン@TenX仮想通貨ブログ (@Maan10X) February 9, 2018
マイクロソフトは分散型認証システムとしてビットコイン、イーサリアム、ライトコインのプラットフォームを採用することが明らかになった。マイクロソフトは昨年3月にイーサリアム開発に参入すると発表していた。#仮想通貨 #マイクロソフト #イーサリアム #ライトコインhttps://t.co/yIQziczOPZ
— Air (@blockchain_sec) February 13, 2018
リップル
リップルとは
リップルとは、リップル社によって開発及び運営管理されている仮想通貨のことであり、国内の取引所でも取り扱っていることの多い仮想通貨です。国内でリップルを扱っている取引所(販売所)は下記のようなところがあります。
- GMOコイン
- ビットバンク
- DMMビットコイン
リップルの特徴
リップルは、国際間等距離のある送金でも「スピーディーに、手数料は安く」送金できることを目的としたコインです。そのため、銀行間の送金や資金決済に用いられる可能性が示唆されており、実際にリップルに注視している金融機関もあるようです。
リップルの口コミ
Rippleが今年もForbesのFintech 50に選ばれました!ありがとうございます。 https://t.co/BmSGRZ5O5b
— Emi Yoshikawa (@emy_wng) February 13, 2018
リップル。
動きが怪しいですね。
すごく上がりそうな予感。— Suzuka (@Suzuka14144156) February 14, 2018
世界初!Ripple社(リップル)「xCurrent」を使った4ヵ国間即時送金アプリをリリース https://t.co/yONAi8EcNW @coin_choiceから
— nyanji【Blockchain】 (@nyanji2009) February 14, 2018
ビットコインから分裂したコイン
ビットコインキャッシュ
ビットコインキャッシュは、ビットコインからハードフォークされて誕生したコインです。「ハードフォーク」とは何らかの理由でブロックチェーンが分岐することを意味しており、ビットコインキャッシュとは、ビットコインからブロックチェーンが分岐してできた仮想通貨ということですね。
そこで、ビットコインの取引処理能力を上げるためにいくつかの施策が提案されたのですが、結局折り合いがつかず、ビットコインはビットコインとビットコインキャッシュという二つに分かれ、互いに独自の道を歩むことになりました。
ちなみに、その時の施策というのは、「取引を記録するブロックサイズそのものの容量を拡大する」「現時点ではブロックサイズは変更せず、処理ソフトの能力を上げる」といったものになり、ビットコインキャッシュは前者の施策を支持し、ハードフォークされたコインです。
ビットコインキャッシュの口コミ
ビットコインキャッシュそろそろくるねこのチャート
— インプット (@amespotobitate) February 14, 2018
https://twitter.com/ichikawa1993830/status/962651277875281920
ビットクラブのビットコインのマイニングプールの購入が再開しました。
今後はビットコインキャッシュでの決済になりました。
今後はビットコインキャッシュの可能性も上がったと思われます。
ますます、ビットクラブから目が離せないです。https://t.co/DNxPoH7RE6
— 投資と副業で儲けまくれ (@TACK753) February 11, 2018
ビットコインゴールド
ビットコインゴールドも、同じくビットコインから分裂して誕生したアルトコインです。前述したビットコインキャッシュが取引サイズの問題を軸にしていた事に対し、ビットコインゴールドはマイニング問題を軸にハードフォークされました。ビットコインはブロックチェーンで管理されており、その管理のための演算処理は世界中の有志によって行われています。そして、その演算に協力した端末の所有者には新しく発行されたビットコインが進呈されるのですが、それをマイニングと呼びます。
元々ビットコインはASICと呼ばれる専用の機会を使ってマイニングを行う方式を採用していたのですが、これでは一部のASIC所有者にマイニングを専有されてしまい、本来の思想である非中央集権的という概念が薄れてしまう恐れがあります。
そこでマイニングをASICではなく、通常のGPUを使用して行うことができるよう変更したのがビットコインゴールドです。そのポリシーに基づきハードフォークされたビットコインゴールドは実際にGPUでのマイニングを行うことができるようになったものの、その分裂は「お金儲けのため」との見方をされてしまった部分もあるようです。
コインチェック騒動で話題になったNEM(ネム)
NEMはマルチシグを採用した分散管理を軸としている仮想通貨です。コインチェック騒動でその名は一躍有名となりましたが、ハッキングはコインチェックのウォレットのセキュリティの問題であったようなので、特にNEMの本来的な価値が毀損されたわけではないでしょう。
騒動の渦中で発表されていた通り、コインチェックのウォレットはオフライン状態で保管されていたわけではなく、マルチシグの設定もなされていなかったようです。今回はそこを突かれてNEMが流出してしまったとのことです。
今回はNEM自身の価値は毀損されなかったものの、マイナーなアルトコインの中には最初から詐欺目的で開発されているものもあるため、よく知らないコインを取引する際には、取引所のセキュリティ共々しっかりと下調べを行う必要があるでしょう。将来性があると思って購入したコインのプロジェクトが中断し、売るに売れないといった状況になってしまっては目も充てられません。
コインチェック騒動は取引所のウォレットセキュリティの問題であって、NEM自体の脆弱性が発見されたわけではない。
マコト
仮想通貨はビットコイン以外にも様々な種類があります。それぞれに独自のポリシーを持って運営管理されていますので、色々と調べてみるのも面白いかもしれませんね。
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