世の中には、「英語学習教材」があふれています。
「英語は単語が命!」と謳っているものもあれば、「単語より文法が大事!」なんて言うものもあり、どの教材を手に入れればいいのか分からなくなりますよね。
今回は、そんな英語学習に役立つおすすめ教材を、勉強の目的別にご紹介します。
教材の選び方からお話ししますので、これから英語の勉強を始めようとされる方はぜひ最後までご覧ください。
英語教材の種類
「教材」と聞くと、教科書タイプのテキストをイメージする方が多いかもしれませんが、実は英語学習の教材は種類がかなり豊富です。
例えば、英語を耳から聞いて学習するCDや、英文を読むための英字新聞も、広く言えば教材と捉えることができます。
「英語を習得するために使うものは全て教材」と考えれば、あなたの周りには英語学習に使えるものがたくさんあることに気づくことでしょう。
まずは選択肢を広げるために、英語教材の種類についてご紹介します。
勉強系:テキスト、問題集
「勉強」のイメージに一番近いのが、テキストや問題集といった教材です。
例えばこんな教材があります。
- 英語検定の対策テキスト
- TOEICの過去問題集
英語を「知識」として吸収するには、勉強系の教材が一番適しています。
実際に問題を解きながら、様々なパターンに応用しやすいからです。
だた稀に、「大人になってまで学校の宿題みたいなことをしたくない!」と言われる方もおられます。
確かに、仕事を終えて疲れているところに「勉強」というのは気が進みませんし、もっと楽な方法で習得したいものですよね。
しかし、最近のテキストは様々な工夫が凝らされており、「がっちり勉強する感覚」ではなく、「教養として楽しむ感覚」で解き進められるものが主流になってきています。
特に、ある文法の解説の際に「なぜ文法の形がそうなるのか」まで丁寧に解説しているものもあり、ネイティブスピーカーの感覚や言語学的イメージについて説明を加えているテキストは大変役立ちます。
「中学校時代に英語をサボってしまったな…。」という方や、「もう一度英語をやり直したい!」という方は、この勉強系の教材をおすすめします。
読み物系:洋書、新聞、ニュースサイト、コミック
知識として英語を吸収することから少し進んで、英語を通して「情報」を得たい時には「読み物」がおすすめです。
- TIMES(タイムズ、雑誌)
- 英字新聞
- CNN(シーエヌエヌ、サイト)
- 日本原作の英語版コミック
読み物系の教材は、「ある程度英文法の知識がある方」には最適な教材です。
ネイティブスピーカーの思考を文章から読み取ったり、ニュースサイトを読んで実際に世界で起きたことを知ることは、「英語+α」の学習を手助けしてくれます。
また、日本原作の漫画が「英語翻訳」された読み物もあります。
例えば、「ドラえもん」のコミックは吹き出しのセリフやコマの中の効果音表記が英語になっており、日本語訳が添えられている形になっているため、初心者の方でも楽しく読み進めることができます。
「中学校で習う英語はだいたいOK!」という方や、「ただ英語の勉強をするより、為になる情報と一緒に吸収したい!」という方には、読み物系の教材が適しています。
エンタメ系:動画、音楽、映画、アニメ
洋画や洋楽も、広く言えば教材の仲間です。
- YouTube
- 洋画(ハリー・ポッターなど)
- 洋楽(テイラー・スウィフトなど)
- 海外アニメ(スポンジボブなど)
楽しみながら英語を習得したい人には理想的な教材ですね。
しかもただ楽しいだけではなく、ネイティブスピーカーが日常でよく使う言い回しや、日本との文化的な違いなどを、「映像・音」として自然と学べるのがいいところです。
初心者の方がいきなり「ハリー・ポッターシリーズを全て字幕なしで観る!」というのは難しいですが、比較的分かりやすい子ども向けの海外アニメを観たり、YouTubeでネイティブスピーカーがゆっくり話している動画を観るなど、自分の習熟度に合わせて観る教材を選ぶこともできます。
「とにかく楽しくないと続かない!」という方や、「どんな場面で使うフレーズなのかを観ながら勉強したい!」という方にはエンタメ系の教材がおすすめです。
- 英語教材には「勉強系」「読み物系」「エンタメ系」の3種類がある
- テキスト以外にも英語教材として使えるものがある
英語教材の選び方
次の疑問になるのは、「何を基準に英語教材を選ぶのか」という点です。
基本的にどんな教材を選んでもいいのですが、ある程度選ぶ基準があった方がいいという人もいるかも知れません。
英語教材は、「毎日継続できること」を基準に選ぶことが大切です。
まだ英文法を十分に理解できていない人が「英語の学術書」を読むのは苦行ですし、そもそも新聞を読まない人が「英字新聞」を読もうとするのも中々生活に馴染まないものです。
特に「これから英語をマスターするぞ!」と意気込んでいる人ほど、自分の能力を超えたレベルの教材を手に入れてしまう傾向があるため、教材の難易度には注意しましょう。
では、そのほかの教材選びのポイントについてお話しします。
自分の学習目的に適した内容かどうか
「口コミの評価が高いから」「ランキング1位だから」といって、その教材があなたに適しているかは分かりません。
内容的に面白いと思える教材かどうかも、選ぶときの基準になります。
「英文法の教材」を例に挙げると、こんなタイプのテキストがあります。
- 穴抜き問題や並び替え問題など、「解く」タイプのテキスト
- 文法単元ごとに解説ページがある、「説明書」タイプのテキスト
- 文法のニュアンスやネイティブの感覚を説明した、「知識」タイプのテキスト
例えば「解く」タイプのテキストは、「資格試験対策のため」に文法を勉強しようとする人にとっては効果的ですが、「文法の成り立ちやニュアンスを知りたい」人にとってはつまらない内容になってしまいます。
つまり、「自分の学習目的に適した内容の教材かどうか」が重要な判断基準だということです。
自分で判断できなくて誰かにアドバイスを求める場合でも、「どれがおすすめの教材ですか?」とざっくり聞くのではなく、このポイントを踏まえて「英語の〇〇を勉強したいんですが、おすすめはどれですか?」と質問すると、いい教材に出会えることが多いです。
生活習慣に適した教材かどうか
私も英語教材を使って英語を勉強しますが、教材の「形状」も重要な要素だと思います。
例えば「単語学習の教材」には、こんな形状があります。
- A6くらいの片手サイズの単語帳
- 単語カードが連なった束型のもの
- 音声で単語を発音してくれるもの
会社員の方が通勤中に単語の勉強をしようと思うと、満員電車の中で大きなテキストを広げることは難しいでしょうし、満員の度合いによっては「手に何かを持つ」ことすら出来ないかも知れません。
その場合は、手ぶらで単語を聞き流せる「音声タイプの単語教材」が適しているでしょう。
このように、自分の生活習慣に適した教材かどうか、教材の形状も判断基準になります。
この辺りは、「もしその教材をこれから使うとしたら…。」と想像することが必要です。
- 英語教材を選ぶ基準は、「自分の学習目的に適した教材」「生活習慣に適した教材」かどうか
- 毎日使える教材を選ぶことが大切
単語学習のおすすめ教材
ここからは、具体的におすすめの教材をご紹介していきます。
私が実際に使った教材を中心に、初心者の方でも使いやすいものを載せていますので、教材選びで迷っている方は是非最後までご覧ください。
まずは「単語学習におすすめの教材」から紹介します。
システム英単語(Amazon)
【良いところ】
- 単語の難易度順に掲載されているため、自分のレベルに応じた単語を覚えられる
- 例文ではなくフレーズで単語の使用例が書かれているため、英作文に活かせる
- 同義語、反義語、派生語が単語のそばに書かれており、語彙力強化に役立つ
【注意すべきところ】
- どちらかというと受験や資格試験向けなため、イラスト等の楽しい要素はない
- 発音記号が読めない場合、CDで確認する必要がある
高校生にはお馴染みの単語帳です。
「シス単」の愛称で親しまれており、多くの高校生がこの教材で単語の勉強をしています。
受験生向けの教材に思えますが、社会人の方でもとりあえず持っていて損はないと思います。
内容は典型的な「単語帳」タイプで、単語と発音記号、意味、単語の使用例が記載されています。
単語帳にはよく「例文」が載っていますが、システム英単語には例文ではなく「短いフレーズ」が載っているため、自分で英文を作って覚えられるのが良いところです。
カタカナで発音が書いてあるともっと良いのですが、せっかくなら発音記号を覚えてしまっても良いかもしれません。
weblio(サイト)
【良いところ】
- 無料
- 単語の意味、発音(音声)、例文など単語帳の機能が全て揃っている
- 単語によってはニュアンスの解説も載っている
- 語彙力診断を受けて、自分の英語力をチェックできる
【注意すべきところ】
- ややサイトが重いので、読み込みに少々時間がかかる
- 非会員では語彙力診断を2回までしか受験できない
weblioは「英和辞典、和英辞典」として、電子辞書の代用で使う人が多いサイトです。
実際、辞書としての機能は全て揃っていますし、それが無料で使えるというのは驚異的です。
また、「語彙力診断」は大変おすすめです。
次々と表示される英単語の意味を答えることで、自分の語彙力を判定することができます。
客観的に自分の英語力を見つめなおすのに便利な機能です。
ただ、「サイトがやや重い」という難点はあります。
「急いで単語を調べないと!」など緊急の時は少しストレスフルに感じてしまうかもしれませんが、無料でここまでの機能を使えるだけでも十分と考えましょう。
英文法学習のおすすめ教材
Nextstage(Amazon)
【良いところ】
- 文法、語法、イディオム(熟語)、会話表現が1冊にまとまっている
- 熟語の索引がついているため、意味を調べるのに便利
【注意すべきところ】
- やや大きく、持ち運ぶには少々重い
こちらも「シス単」と同じく、高校生がよく持っているテキストです。
内容は「文法解説書」なので、初心者の方には少々難しいことも書いてあります。
また、”take care of ~”「〜の世話をする」といった熟語を、アルファベットの索引から調べることができるのがかなり便利です。
私も受験生にはこのテキストを必ず持たせていますが、ほぼ「熟語辞書」として使っています。
英語イメージリンク(サイト)
【良いところ】
- 無料
- 文法のニュアンスをイラスト付きで丁寧に解説している
- 「なぜそうなるの?」を根本から紐解いた説明がかなり分かりやすい
- 解説者が認知言語学の専門家なので、知識に信頼が置ける
【注意すべきところ】
- 英語のニュアンスの解説が深いため、人によっては逆に分からなくなる可能性あり
このサイトは私もよく使うおすすめの文法解説サイトです。
例えば、”see”「見る」と”watch”「見る」はどう違うのか、どのように使い分けるのか、といったニュアンスを、イラスト付きで非常に丁寧に解説されています。
特に、英会話の初心者の方々が悩みやすいポイントが網羅されているため、文法の勉強のためというより、ニュアンスの違いを調べるのに便利です。
ただ、あまり初心者のうちからニュアンスばかり気にしだすと、英語が「頭でっかち」になってしまい、究極的には「話せなく」なるリスクはあります。
「あれ?この単語とこの単語はどう使い分けるんだろう??」など、疑問を持った時に調べる、くらいで利用するのがおすすめです。
資格試験対策におすすめの教材
英検公式HP(サイト)
【良いところ】
- 無料
- 3回分の過去問を誰でも閲覧できる
- 検定の難易度、出題内容など、試験の解説が便利
【注意すべきところ】
- 直近3回分の過去問のみ掲載されているため、それより昔の問題は閲覧不可
- 攻略方法までは分からない
「英検」は日本人にとって一番メジャーな英語の資格試験といっても過言ではありませんが、英検のホームページを勉強に活用している人は意外と少ないです。
公式だけあって、英検の「問題構成」「出題内容」の公開情報に信用が置けますし、そして何と言っても「過去問」を無料で閲覧できるのがありがたいです。
直近3回分しか見れませんが、それでも十分だと思われます。
ただ、初めて英検を受ける人にはあまりおすすめできないかもしれません。
どう対策していいか分からない状態では、過去問や問題構成情報より、誰かに攻略方法を聞く方が先決でしょう。
7日間完成 英検◯級予想問題ドリル(Amazon)
【良いところ】
- 短い期間に区切って対策ができる
- 各設問の解説と対策方法が載っており、初めて受験する人に便利
【注意すべきところ】
- 何回か英検を受けている人にとっては、もう知っている内容がほとんど
「これから英検に挑戦しよう!」という人におすすめなのは、「〇〇日で完成!」シリーズです。
例えば、「大問1はこういう内容なので、これを勉強しておきましょう。」とか、「ライティング問題はこうやって対策しましょう。」など、実に丁寧に攻略方法が載っています。
また、英検対策は長期間ダラダラと勉強してもあまり効果がないものです。
このテキストのように、短い期間に区切って短期集中で取り組むことが大切なので、勉強の進め方を定着させるためにも便利な教材と言えます。
ただ、何回も英検を受けている人には必要ないと思います。
「自分の勉強方法を見直したい!」という人は購入されてもいいかもしれませんが、ほとんどが「もう知っている」内容になるはずですので、ご注意ください。
TOEIC公式問題集(Amazon)
【良いところ】
- 公式が作成した問題集という信頼感
- TOEIC試験の形式をそのまま体験できる
- リスニングとスクリプト(原稿)を見れるのが便利
【注意すべきところ】
- 対策方法の解説はない
- あくまで本番風の試験がそのまま載っているだけ
TOEICは最近、ビジネスマンにとって「通らざるを得ない試験」となってきています。
昇進の条件に「TOEIC〇〇点以上」とか、「〇〇点以上で資格手当をつけます。」といった記載もよく見かけます。
英検のように過去問がネット上に無いものかと探しましたが、ありませんでした。
公式の方針によって、過去問は公開されないらしいので、残念ながら入手不可ということです。
書店に行けば大量の「対策本」が売っていますが、過去問が公開されない以上、やはり公式が出版している問題集を買うのが一番無難です。
問題形式もリスニング音源も、ほぼ本番のTOEICそのものですので、過去問と捉えても遜色ないと思います。
ただ、「解き方の指南」は全く載っていないため、初めて受験する人は対策本を買うのがいいかもしれません。
人に対策方法を教えてもらうのもいい手段ですね。
リーディング学習のおすすめ教材
英語版ドラえもん(コミック)(Amazon)
【良いところ】
- 間違いなく面白い
- 日本語がそばに書いてあるため、「英語→日本語」を素早く確認できる
【注意すべきところ】
- 漫画に興味がない人には面白くない
何も「ドラえもん」に限ったことではないですが、「日本の漫画の英語版」はリーディングの学習に非常におすすめです。
「英語の勉強」という雰囲気から離れることができるため、毎日楽しく勉強できるのがメリットです。
また、英語を読みながらすぐに日本語を確認できるのもいいところです。
「英語でそうやって言うんだ!」といった新しい発見がたくさんありますので、何度も繰り返し読んでいると、驚くほど英語を吸収できることでしょう。
ただ、もともと「漫画が苦手」な人は楽しくないかもしれません。
あくまで「自分が原作を知っている作品を英語で読んでみよう!」というのが目的なので、小説が好きな方は洋書を読んでみることをおすすめします。
CNN(サイト)
【良いところ】
- 無料
- ネイティブスピーカーも普通に使うニュースサイトなので、実用的な英語が学べる
- ニュース映像も見られるため、リスニングにも役立つ
【注意すべきところ】
- やや難易度が高いため、初心者には不向き
CNNはアメリカの代表的なニュース番組です。
海外の出来事や事件がたくさん載っていますので、リーディングの勉強として、また海外事情の勉強としても活用できる、無料のサイトです。
何より、ネイティブが使う英語表現、言い回し、単語をそのまま学べるため、かなり実用的な英語を吸収できるのが最大の利点です。
「テキストじゃなくて、生きた英語を知りたい!」という人には絶対におすすめです。
ただし、内容はかなりハイレベルです。
1つの記事を辞書なしで完全に読み切るには、相当な語彙力が必要ですし、読みづらい構文も多々登場します。
そのため、初心者の方にはおすすめできません。
色々な手段で英語を学習して、最終的に「CNNを自力で読むこと」を目標にするくらいがちょうどいいと思います。
英会話のおすすめ教材
子ども向け海外アニメ
【良いところ】
- 使われている単語や英語表現が易しい
- アニメ自体が面白い
- 吹き込んだ英語音声のため、発音がクリアで聞き取りやすい
【注意すべきところ】
- 子ども向けなんて馬鹿馬鹿しいと思う人もいる
- ある程度集中して観なければならない
子ども向け海外アニメは、英会話の独学に役立ちます。
英会話を学んでいると、いずれは誰かと話さなければなりませんが、その前の準備として海外アニメを活用することは間違いなく効果的です。
子ども向けなので、使われている英語のレベルが易しめなのがメリットです。
台詞としても短く区切られていることが多いため、聞き取れたフレーズを「マネする」ことで英会話に活かすことができます。
また、ドラマや映画と違い、アニメは「吹き込み音声」なので、発音が比較的クリアに聞こえるのも利点です。
「大人になってまでアニメなんて…。」という人以外は、ぜひ試していただきたい教材です。
洋画
【良いところ】
- 話している人の表情を見ることが出来る
- 場面や生活スタイルから異文化を知ることが出来る
【注意すべきところ】
- 1本見終わるのにかなりの時間が必要
- 英語が聞き取りづらい場合もある
英語学習方法の定番といえば洋画です。
「自分の好きな映画を字幕なしで観る」ことを英語学習の目標にする人もいますが、英会話の学習にも大変役立ちます。
英語の表現をたくさん覚えても、実際に「どんな場面で、どんな表情で」使われるフレーズなのかを知る機会は中々ないものです。
しかし、映画はそういう「異文化」を一緒に学ぶのに最適な手段です。
海外に行かなくても海外の生活を知ることが出来るため、登場人物の台詞をマネしていると、まるで「自宅留学」しているような気分になることでしょう。
毎日観るのは厳しいかもしれませんが、時間を確保しつつ、最初は日本語字幕付きで英語の音声を聞いてみてはいかがでしょうか。
英会話スクール
【良いところ】
- 英会話の最終ゴール
- 自分の話した英語のリアクションを確認できる
- 「もっと話したい!」モチベーションに繋がる
【注意すべきところ】
- 教室に通う手間が必要
- ネイティブと話すことがプレッシャーに感じる人もいる
英会話の最終目標は、やはり「人と英語で話ができること」でしょう。
真面目な日本人は、「自分でできる準備をしてから英会話スクールに通いたい!」という人が結構おられるため、ここまでは「自分で取り組める教材」を紹介してきました。
しかし、「もう準備ができた!」「やっぱり人と話しながら、トライ&エラーを繰り返す方がいい!」という方のために、最後に英会話スクールをおすすめします。
英会話スクールのメリットは、何と言っても「人のリアクションを見ることができる」ことです。
一人で、”Good morning!”「おはよう!」と練習してもそれ以上何も起きませんが、誰かと一緒なら、”Good morning! How are you today?”「おはよう!元気?」と返事が返ってきます。
相手の反応を見ることで、「自分の話した英語が伝わったのか」というフィードバックを得られるため、伝わらなかったら修正、もっと伝わりやすいフレーズを知る、といったことを「その場ですぐに」できるのが、英会話スクールの利点と言えます。
独学とは違い、スクールに通う手間や人と話す緊張感がありますが、「英語ができたらやってみたいこと」を意識しながら、ぜひご自分の夢の実現のために活用していただきたい教材です。
まとめ
英語の教材はあらゆる書店に溢れかえっています。
しかし、あれもこれも、と手に取るのはあまり効果がなく、やはり「効果が出やすい」ものから取り掛かるのが効率的です。
今回ご紹介した教材は、私が実際に生徒さんに使用して効果があったもので、かついつも使っているものです。
ご覧になっているあなたにも「絶対効果がある」とは言えませんが、少なくとも「適当に買った教材」よりは効く可能性があります。
ぜひ自分にぴったりな教材を見つけて、自分の理想に近い英語力を手に入れてください。
マコト
英語教材の善し悪しは、実際に使ってみて初めてわかるものです。
もしかしたら、今回ご紹介している以外にも良い教材があるかもしれません。
まずは習得したい英語スキルを決めて、1つの教材をやり込んでみましょう。
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